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『狼少年は今日も嘘を重ねる』は単なる女装男子ラブコメだと思って読むと予想外にモヤモヤするんだぜ! [コミック]
どうも、次元の狭間からなかなか出てこれないyuukiです。
主に二次元の狭間から。
久しぶりにコミックのレビューなんぞを。(いや、ほんと久しぶりだな)
今回、紹介するのはこちら。
『狼少年は今日も嘘を重ねる』作namoさん。
5巻で綺麗に終幕を迎えた女装男子系ラブコメです。
ラブコメにしてはなかなかに重そうではありますが、思わず興味をそそられるタイトルだと思いませんか?
あれ? 私だけ?
主人公の五木啓太郎は目付きが鋭いことで、周囲から怖がられてコミュニケーションがうまくいかない男の子です。
ほら、もうラブコメなスメルが漂ってくるでしょう?
そんな彼が図書室のいばら姫と呼ばれる1人の少女、外鯨葵に恋をします。
しかし彼女も重度の男性恐怖症から周囲に隔たりを作っており、告白してきた男子を「存在自体が無理です」とこっぴどく振るので有名だったのです。
もちろんラブコメ主人公の五木啓太郎君も冒頭で綺麗に振られてしまいます。
思い悩んだ彼はコスメサロンに勤める姉(?)に相談します。
「そんなに外見にコンプレックスがあるなら一度変わってみればいい。きっと世界が変わって見えるから」
そんな強引な展開であら不思議、啓太郎くんは男の娘になってしまったのです!
女の子として外を出歩くと偶然、振られた相手の外鯨さんに遭遇してしまうのはお約束。
相手が女の子だと安心しきっていろいろと話が出来てしまっていいんだか悪いんだかドギマギの啓太郎くんです。
そして挙げ句の果てに「男性恐怖症を克服するためのお手伝いをして欲しい」と頼まれる始末!
さて、ここで表題のように、好きな女の子の前で、女装し続けなければならないという嘘を重ねる日々が始まります。
ポイントは「男性恐怖症を克服するために、女の子なのに男の子っぽく感じる”イツキさん”にお手伝いをお願いする点」
そして「男の身でありながらも、彼女の深刻な悩みを聞いてしまった”五木くん”」
彼はそのアンビバレンツの中で悶々とする日々を送ります。
イツキさんにはなんでも話してくれるんですが、五木くんになった状態では相変わらず目すらも合わせてもらえません。
男の姿だけど少しでも恐怖症克服の力になってあげたいと、果敢にアタックしていきます。
ところが外鯨さんにはすっかりしつこいストーカー認識されてしまいます。
そこに第3勢力、倉敷牡丹ちゃんが登場します。
彼女は幼馴染みで、当然、外鯨さんの事情もよく知っています。
そこに訳知り顔で近づいてくる”五木”は邪魔者、恐怖症克服に付き合ってくれる”イツキ”さんは素敵な人という、いろんな意味で”誤解”を受けます。
そこにさらにややこしいことに、女装したイツキに一目惚れしてしまう男子まで現れてしまい、さてさて複雑に絡まった嘘の糸を、どうやって解いていくのでしょうか?
その結末は是非コミックスを読んでみてください。(うーわーなんか映画紹介してる浜村淳みてーw)
外鯨さんも牡丹も、本当にいい子で読んでいる最中はもうどうしようもなくもやもやさせられるのですが、それでも最後は「そうなるか! そうなるよな!」と納得させられます。
とにかく牡丹がもうコロコロと表情が変わってかーわーいーいー!!!
まぁ「なんで強面の男子がそんな可愛くなるんだよ?」とかツッコミどころはあるんだろうけど、この手のお話はそこツッコムと終わっちゃうので、そこら辺のファンタジーを許容できる方なら楽しめるんじゃないでしょうか?
あと、お姉ちゃん(?)がいろいろとすごいです!
よくある女装男子モノとはいえ、ちぐはぐな男女関係を描くこちらの作品、
気になった方は是非手に取って読んでいただけたなら、レビュアーとしても幸いです。
わー、久しぶりだから、すげーまともにレビューしちまったわ! あははっ!
とまぁ、久しぶりのyuukiのコミックレビューでした。
主に二次元の狭間から。
久しぶりにコミックのレビューなんぞを。(いや、ほんと久しぶりだな)
今回、紹介するのはこちら。
『狼少年は今日も嘘を重ねる』作namoさん。
5巻で綺麗に終幕を迎えた女装男子系ラブコメです。
ラブコメにしてはなかなかに重そうではありますが、思わず興味をそそられるタイトルだと思いませんか?
あれ? 私だけ?
主人公の五木啓太郎は目付きが鋭いことで、周囲から怖がられてコミュニケーションがうまくいかない男の子です。
ほら、もうラブコメなスメルが漂ってくるでしょう?
そんな彼が図書室のいばら姫と呼ばれる1人の少女、外鯨葵に恋をします。
しかし彼女も重度の男性恐怖症から周囲に隔たりを作っており、告白してきた男子を「存在自体が無理です」とこっぴどく振るので有名だったのです。
もちろんラブコメ主人公の五木啓太郎君も冒頭で綺麗に振られてしまいます。
思い悩んだ彼はコスメサロンに勤める姉(?)に相談します。
「そんなに外見にコンプレックスがあるなら一度変わってみればいい。きっと世界が変わって見えるから」
そんな強引な展開であら不思議、啓太郎くんは男の娘になってしまったのです!
女の子として外を出歩くと偶然、振られた相手の外鯨さんに遭遇してしまうのはお約束。
相手が女の子だと安心しきっていろいろと話が出来てしまっていいんだか悪いんだかドギマギの啓太郎くんです。
そして挙げ句の果てに「男性恐怖症を克服するためのお手伝いをして欲しい」と頼まれる始末!
さて、ここで表題のように、好きな女の子の前で、女装し続けなければならないという嘘を重ねる日々が始まります。
ポイントは「男性恐怖症を克服するために、女の子なのに男の子っぽく感じる”イツキさん”にお手伝いをお願いする点」
そして「男の身でありながらも、彼女の深刻な悩みを聞いてしまった”五木くん”」
彼はそのアンビバレンツの中で悶々とする日々を送ります。
イツキさんにはなんでも話してくれるんですが、五木くんになった状態では相変わらず目すらも合わせてもらえません。
男の姿だけど少しでも恐怖症克服の力になってあげたいと、果敢にアタックしていきます。
ところが外鯨さんにはすっかりしつこいストーカー認識されてしまいます。
そこに第3勢力、倉敷牡丹ちゃんが登場します。
彼女は幼馴染みで、当然、外鯨さんの事情もよく知っています。
そこに訳知り顔で近づいてくる”五木”は邪魔者、恐怖症克服に付き合ってくれる”イツキ”さんは素敵な人という、いろんな意味で”誤解”を受けます。
そこにさらにややこしいことに、女装したイツキに一目惚れしてしまう男子まで現れてしまい、さてさて複雑に絡まった嘘の糸を、どうやって解いていくのでしょうか?
その結末は是非コミックスを読んでみてください。(うーわーなんか映画紹介してる浜村淳みてーw)
外鯨さんも牡丹も、本当にいい子で読んでいる最中はもうどうしようもなくもやもやさせられるのですが、それでも最後は「そうなるか! そうなるよな!」と納得させられます。
とにかく牡丹がもうコロコロと表情が変わってかーわーいーいー!!!
まぁ「なんで強面の男子がそんな可愛くなるんだよ?」とかツッコミどころはあるんだろうけど、この手のお話はそこツッコムと終わっちゃうので、そこら辺のファンタジーを許容できる方なら楽しめるんじゃないでしょうか?
あと、お姉ちゃん(?)がいろいろとすごいです!
よくある女装男子モノとはいえ、ちぐはぐな男女関係を描くこちらの作品、
気になった方は是非手に取って読んでいただけたなら、レビュアーとしても幸いです。
わー、久しぶりだから、すげーまともにレビューしちまったわ! あははっ!
とまぁ、久しぶりのyuukiのコミックレビューでした。
狼少年は今日も嘘を重ねる(1) (ファミ通クリアコミックス)
- 作者: namo
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2015/01/15
- メディア: コミック
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